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Ah, but I was so much older then, I'm younger than that now.
ジャパンカップ、荒サイ、栃木市、しょうがラーメン
ジャパンカップには自走していきたいとかねがね思っていたが、今年はそのチャンスが訪れた。白髭の執事殿が前日宇都宮入りするというので、わがままを聞いてもらい、朝、西新井橋を越え、リュックだけを預け、曇天の荒川土手に飛び出した。
今日は実は月に一度の大切なプチサイクリングの日。できればみんなで昼食を共にしてから下野に向かいたかったが、日没の早い秋ゆえに、その線はあきらめた。せめてご挨拶にと、彩湖に向かう。
朝早いので人も少なく、踏めば踏むほどぐんぐんスピードが上がっていく。荒川は広い。「キモチイー!」と大声で叫んでも誰にも聞こえない。この開放感は何だ? この場合、解放感か? どっちにも当てはまるぞ。天気は良くないが気分はサイコー!
試乗会場でアクションスポーツのみなさんに会い、地図を広げて注意点をご指南いただく。ふむふむ、やはりダンプが危ないか... しばし、楽しいホラ話。去りがたいが、オトコには行かねばならぬ時があるのだ、すまぬ! 予定通り9時にはサドルに跨がった。
今日の相棒は乗った時の一体感が素晴らしい Sintesi Midnight Blue。Tommasini初号機、シンクロ率高し!
しばらく30キロほどはこのまま荒川サイクリングロードだ。東京から宇都宮へは素直に4号で行けば100キロと少しなのだが、今日は、大きく西に回り込んで、武蔵水路と渡良瀬川サイクリングロードを体験してみようという趣向なのだ。飛行場を越え、桜堤を越え、大きな糠田橋を渡り、一般道に入ってすぐの糠田交差点を左に入ると、武蔵水路沿いの道に出る。お〜、水量がたっぷりで、豊かな感じだなぁ。しかし、本物の川ではないので、どこか人工的で、面白みはない(そういや、赤羽以南の荒川も放水路だったな)。自転車を止めてぼーっと見ていたら、自分がロビタになったような不思議な感じがする。
JR高崎線にぶつかったところで、道がぷっつりと切れた。大きく北鴻巣駅の向こうまで迂回。う〜タイムロス。その後はずっと水路沿いに流水を見ながら北上。あぁ、やはりダンプが多い。路肩が波打っているのが何よりの証拠だ。コワイよぉ〜! さきたま古墳公園らしきこんもりした明らかに人口の丘が右手に見える。行ってみたいが、今日はがまんだ。秩父鉄道を越え、利根川に至る。武蔵大橋だ。どんなでっかい橋かと思っていたら、そうでもなく、何より歩道が異常に狭い。自転車に乗ったままのすれ違いは絶対無理だし、よそ見するのもコワイほど。幸い誰とも行き違わなかったが、妙な設計をしたものである。
東武小泉線、東武伊勢崎線と鉄道を越えていく間もダンプはけっこう多い。広めの歩道があれば迷わず逃げ込む。左手にいくつか山が霞んで見えてきた。渡良瀬川だ。川崎橋の手前からサイクリングロードに入る。
う〜ん、のどかだ。あれ、河原に牛がいる。牧場なのか? サイクリングロード自体は狭いが、ほとんど人もいないし快適。でもちょっと寂しいかな。何も考えずに道なりにいくつか橋を越えて走り、東武佐野線の下をくぐると前方が小さく登りになっていて向こうが見えない、この先はぐんと下るのかな? サイクリングロードでこういうのは珍しいな、と思いながらワクワクしながら越えると、ありゃ〜、道が途切れてる! ぷつんと! そか〜、さっきの水門のトコをあっちに行かなきゃなんなかったんだな〜。でもさ、この先行き止まりですって一言どっかに書けないもんかなぁ、ブツブツ... 2〜3キロ戻り、またタイムロス。
やっぱり知らない道は時間がかかるなぁ。お昼を回ってだんだん腹が減ってきた。ハンガーノックとまではいかないが、空腹を感じると補給食をいくら食べても満足できないんだよな。この時間からは、事前に教えていただいていた「しょうがラーメン」のことで頭がいっぱい。何としても食べるんだ「しょうがラーメン、しょうがラーメン、しょうがラーメン!」
東武日光線を越え、藤岡大橋。ここからまた一般道。ダンプ天国である。2週間ぶりの自転車なので、お尻が痛い。しかし、しょうがラーメンにありつくまではがまんがまん。予定より30分は遅れている上に、向かい風だ。でもがんばる。しょうがラーメンまではがんばる。
静和駅方面に右折。もうすぐあるはずだ、あるはずだ、まだかまだか、ふうふう、まだか〜。あったぁ〜「小三郎」の看板が見えてきた〜。
見ると二人連れが、入口で名前を書き込んでいる。満席か! 入口に名前を書く帳面が置いてあったので、自転車を止めながら自分の名と人数1名と書く。でもみんな入っていくので、オレも入るか。店員「何名さまですか?」オレの後ろの二人連れに聞く。「2人」「こちらへどうぞ〜」。お前、オレが見えんのか? もしかして生命力弱って影ウスイんか、オレ? 店員はさらに後ろに目をやろうとしているので、立ちはだかる勢いで「1人だけどぉ〜!」とすごむ(ウソ)。
相席上等! うん?、なんだか栃木って美人多いか? 目の前にも右にも、素朴だが、なんだか可憐な美少女が... オレ、目まで弱ってるんかな、いやいやゴシゴシ、リアルにかわいいじゃないか...
みんな餃子も頼んでるなぁ、食べたいけど、見るとかなりデカイ! 二人ならイケルのに、残念。疲れと空腹でもうろうとした頭に、いい香りがぷ〜んと。やって来たよ、しょうがラーメン! 透き通ったスープがキレイ、上品な香りだな〜。まずはあまりかき混ぜずにスープを飲んでみる。お、うまい! しょうがを少し混ぜて、う、うまい! 何てうまいんだ〜! やや白っぽい平打の縮れ麺がこれまたワタシの好みだ。いや、マジで本当にウマイぞ! なんて合うんだしょうがとこのスープに麺! しょうがは軽く炒ってあるのだろうか? Twitterに「うまい、うまい」と何度も書き込む始末。それに量も多い。なかなかなくならないのが嬉しいぞ。最後はキレイにスープまで飲み干した。う〜ん、コレはクセになるなぁ。遠すぎてクセにすることができないのが何とも悔しい。餃子を食べられなかったのもひっじょーに心残りだ。いつか再訪する機会があるだろうか。今でも恋しいしょうがラーメンよ!
食事時間を余裕を持って1時間取ってあったので、ここで予定を取り戻すことができた。先を急ごう。153号を北上し、栃木市に向かう。田園風景からだんだん町らしくになってきて、駅のガードを越え少し行くと、いきなりすごく風情のある川に行き当たった。後で調べたら巴波川(うずまがわ)というそうだ。江戸時代にタイムスリップしたかのような素敵な風景。あぁ、ここでしばらくのんびりしたいと一瞬思ったほどの郷愁を強く感じる。その後も、川越を思わせるような蔵の街。とは言え、適度に風雪にさらされた経年を感じさせる雰囲気がまた自然でいい。この街は、一度ゆっくり訪れる必要があるなぁ、もちろんしょうがラーメンとセットで!
ずっと太陽が出ていないので、15時を過ぎると暗くなるのが早い。先を急ごう。新鹿沼の駅の近くも、さっきの栃木市のような古い街並みで良かったな。鹿沼駅前を左に回り込んで、目的地のウエルサンピア栃木に、予定通りにぴったり16時半に到着。自宅からの総走行距離は169キロだった。
温泉に入り、執事殿が用意してくれたお弁当とビールにキャンティ、DVDで東京Jazz。ぜいたくな時間をありがと〜! しかし、やはりかなり疲れていて、9時前には休ませてもらった。スンマセン〜
翌日はジャパンカップ。8ma氏、ag氏、HIRAMATSU氏と合流して、レース観戦を堪能した。すごい人出だったので、古賀志林道はあきらめて、鶴カントリークラブの登りと田中を左に曲がる地点を中心にじっくり楽しむことができた。しかし、完全なホームなのに、日本人が勝てない。実力差が相当あるんだな〜と思うと、本当にくやしいぞ!
糠田橋から宇都宮まで、途中、北鴻巣駅を迂回したのと、都賀ICあたりから小倉橋にかけては旧道と思しき日光線沿いを走った以外は以下のルート。来年は、前日入りできれば、霧降高原に登りたいな。宇都宮餃子もまた食べられなかったのでぜひ今度こそ!
Tommasini Tecno にジロ・デ・イタリア
大きめのフレームなので、仕方なく日東の60mmのステムとEuro 80 380mmの組み合わせで使っていた Tecnoだが、ふと、チネリの1A 70mmでもいけるんじゃないかと思い、Somecからジロ・デ・イタリアを載せ換えた。
こないだは不注意で落車してしまったのだが、Somec+ジロ・デ・イタリアはフィーリングが合っていて、すごく気持ちよかったのだ。
ちょっとピンぼけだが、やはりこの組み合わせは決まるね!
体育の日は坂戸まで走って来たけど、乗り心地は最高だったよ。
ついでに、市野川沿いのポタリングコースを開拓しようと思っていたのだが、梅ノ木貯水池から先は舗装路がなく断念した。こういうルートを考えてたんだけどね。
↓
荒川〜滑川沿い〜奈良梨〜嵐山〜今宿〜天神橋〜川島町
昔のスタンプジャンパーみたいなクラシックなマウンテンバイクほしーなー!
名月に、蕎麦、海、コスモス、八ヶ岳
少し時間が経ってしまったが、グランフォンド八ヶ岳のことを書いておこうと思う。今年から始まった大会で、レースではないものの公式コース図にもあるようにアップダウンの激しいかなりの難コース。
金曜日の夜から執事殿のキャンピングカーで高速に入り、双葉SAでオリンピック招致委員会・東京落選の報を聞きながら夜を明かし、土曜日はゆっくり観光しようという余裕のある旅だ。数日前まではかなりの悪天が予想されていたが、今週もまた、行いの良い我々には抜けるような秋晴れが用意されていた。
閉校となった学校を利用した「おいしい学校」という直売所で翌朝のパンやお土産を買う。奥に見える淡いブルーの桟が印象的な、瀟洒な建物は明治期の校舎なのだそうだ。
峡谷にかかる赤い橋、もう紅葉が始まろうとしている。
昼食に蕎麦を食べ、キャンプ場に入る。林を抜け降りたところに温泉があり、ゆっくり浸かり夜を待つ。HIRAMATSU氏も合流し、全国各地のおでんのパックをいただきながら酌み交わす。1,000m以上の高地だけに夜はかなり寒い。折しも中秋の名月。もう一度ほろ酔い気分で温泉に入り直し、速い大気の流れに見え隠れする神秘の真円に一喜一憂。花はないが、月に群雲、格別の風情である。
朝食にパンとコーヒーに執事サラダ、買っておいたアケビを食べたが、自分の記憶していたバニラアイスのような味はしなかった。写真は前日のもの...
クルマで会場の駐車場入り、スタート地点はさらに数百メートル高地で、霧に覆われ、冷気に包まれている。スタートMCの絹代さんが「寒い、寒い」を連発するものだから、ますます寒くなる(とみんな言ってたよ(^^;)。
前半は下り基調。路面がバンピーな上、寒さで身体が固く、手も凍えているので、感覚が麻痺していて、非常に危ない。中盤の丘の手前あたりでようやく暖まってきた。牧場を望む第2休憩所(だったかな?)
中間地点の丘陵地帯はアウターで登り切るが、昨晩ひねった背筋がズキズキ痛み、ダンシングがつらい。清里駅前を抜けた後の、木漏れ日の高原道路など素敵な道を快調に飛ばしていたが、後半に行くに従ってだんだんキツくなってきた。
蕎麦の畑や高原ならではの雰囲気の中を行く。
つらいと脳内ではいろんな化学反応が起こるようで、急にアケビは熟れて自然にぱっくり開いたやつが美味しいんだったと子供の頃を思い出し、朝食のデザートを後悔したり、山の中なのに、海岸寺とか小海線とか舟形なんとかとか、海を連想する地名を多く見かけるのはなぜだろうと考えたり。
後でHIRAMATSU氏に教えてもらったのだが、このあたりでは、海に対する憧憬の念が強く、麦草峠の松原湖を海に見立てて地名になっているのだそうだ。ちなみに、実家の香川にも海岸寺がある。まさに海水浴場のすぐ近くにある札所だ。
長い登りが続き、最後は歩くようなスピードながら腰を上げる。名前を単独で呼んでもらおうと、わざわざ前後を空けてゴールするが、絹代さんのMCが一瞬詰まる。1秒後、無事にワタシのちょっと珍しい名字がアナウンスされたが、カタカナで書いてあるであろう文字列を見て「アレ、この名前合ってるのかしら?」とアタマの回転の速いヒトならではの逡巡が読み取れた(^^;
父の実家あたりにはすごく多い名前なんですがね...
ゴール直後のサイクルコンピュータは、114キロ超をさしていた。あ〜楽しかった。でも、このコースはキツかった〜
執事殿、HIRAMATSU氏、いつもいつも感謝です。今度はジャパンカップで盛り上がりましょうネ!


